教育後援会とは
科学大附属教育後援会設立の経緯
附属高校には,保護者が関わる組織として東京科学大学附属科学技術高等学校PTA(以下「PTA」とします)と科学大附属高校教育後援会の2つがあります。 PTAは,全在校生保護者と現職教員によって組織されています。他方,教育後援会は会の趣旨に賛同する在校生保護者,元保護者,元教員等によって組織され,現職教員を含まない任意の組織です。 附属高校では,平成11年度までは,体育祭・文化祭等学校行事の援助,修学旅行やスキー教室等の引率者旅費補助,部活動で使用する物品購入などの「生徒が直接関わる教育活動費用の支援」をPTAが行ってきました。ところが,平成12年に、旧文部省(現文部科学省)から,「PTAは,保護者と教員がともに関わる教育効果向上のための活動のみを行い,学校行事や課外活動等の生徒が直接関わる教育活動への支援は,教育後援会を設けて行うようにすること」という強い指導がありました。旧文部省が奨学助成金で支弁(すなわち前述の「生徒が直接関わる教育活動費用への支援」に相当)して差し支えないものとしてあげている項目は,以下の通りです。
- 学校教育の振興、充実にあてるもの
- 児童、生徒用備品購入費 (パソコン、シューズボックス、ロッカー、楽器)
- 図書購入費
- 教員の研修会出席旅費
- 修学旅行の引率者旅費、クラブ活動引率者旅費
- 講師招聴旅費、同謝金、非常勤講師雇用費 (教育効果の上乗せをはかるもの。例えばTTス夕ッフ等)